ニュース 2024.06.06

投資家向けウェビナー実施報告(日本製鉄に対する共同株主提案について)

CAJが日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)に対して行った共同株主提案について、今般の提案に至った背景(日本製鉄の脱炭素戦略に関する分析を含む)をお伝えする投資家向けウェビナーが開催されました。ウェビナー録画へのアクセスはこちら となります(共同株主提案の概要はこちら をご覧ください)。

【参考】

日本製鉄は2050年までにカーボン・ニュートラルを達成するという目標を掲げています。しかし、同社の短期・中期的な脱炭素目標、戦略及び投資計画、気候ガバナンスとロビー活動はパリ協定が掲げる目標に整合しておらず、長期的な株主価値に重大なリスクをもたらす懸念があります。 

コーポレート・アクション・ジャパンは、リーガル・アンド・ジェネラル・インベストメント・マネジメント(LGIM)、オーストラリア企業責任センター(ACCR)、アムンディ(Amundi)、ノルデア(Nordea Asset Management)及びストアブランド(Storebrand Asset Management)からなる株主グループと協働し、日本製鉄の気候変動戦略やその開示などについて、継続的に日本製鉄との議論を行ってきました。しかしながら、株主グループの懸念の解消・また期待する時間軸の改善・進捗が得られないと判断したため、日本製鉄株式会社に対して脱炭素化戦略を改善し、株主の長期的利益を守るように求める共同株主提案を行いました。