CAJのアプローチ
長期的な企業価値向上を見据えたエンゲージメント
CAJのリーダーシップチームは、長年、金融機関や損保業界で企業経営のかじ取りを担い、企業経営を熟知した元CEOや執行役員経験者、法曹有資格者(弁護士)によって構成されています。ビジネス環境を理解し、グローバルな潮流をおさえた上で、企業と同じ論理と言語で話すことができるメリットを有した非営利の団体です。
スタッフは、国際金融・投資銀行業務、企業法務、国際公共政策、調査・分析などの分野でグローバルに豊富な経験を持つ専門家が集結しており、国内外の機関投資家や日本企業との間において、質の高いエンゲージメントを支えています。
CAJの目的は、脱炭素化の実現と共に、日本企業の長期的企業価値を向上させることです。私たちは国内外の機関投資家と協力しながら、科学的根拠に基づいた交渉を展開し、企業とのエンゲージメントを深めていきます。そして、取引所や投資家、政策当局、サプライチェーンからの要請、海外の規制といった点を踏まえたうえで、上場企業に対し脱炭素に向けた行動の変容を求めていきます。
CAJは企業の長期的な価値向上を
見据えたエンゲージメントを行います
建設的対話を通じた日本企業及び金融機関への働きかけ
- 脱炭素への移行プロセスを通じ、持続的な長期的企業価値の向上実現を後押しします。
- ネットゼロ宣言に整合した実際の企業の行動を促します。
- サプライチェーンを含むポートフォリオの全体にわたって脱炭素を促します。
機関投資家・関係諸機関とのパートナーシップ
- 国内外の機関投資家と連携し、パリ協定(気温上昇を1.5°Cに抑制)に整合した実効性ある行動を企業に促します。
- 国内外の機関投資家や関係諸機関との意見交換やパートナーシップを通じてグローバルなネットワークを構築し、最新情報を捕捉し、日本社会の脱炭素化を推進します。
政策立案者や規制当局への働きかけ
- 具体的でより踏み込んだ脱炭素計画の策定を促します。
- 迅速で公正な社会経済システムへの移行を支持します。
- 化石燃料関連事業・プロジェクトへの新規投資の停止を求めます。
- 再生可能エネルギーへの投資を推奨します。