ニュース 2024.03.11
3月11日、「サステナビリティ報告シンポジウム」(主催:英国の非営利団体アカウンティング・フォー・サステナビリティ(A4S))が東京で開催され、グローバルに活動する日本企業ならびに大手運用機関、金融機関から約40名が参加しました。コーポレート・アクション・ジャパン(CAJ)は本イベントの企画段階から主催団体のA4Sに協力し、本シンポジウムには竹内靖典(代表理事)、粟野瑞季(エンゲージメントリード)が出席しました。
河野正道氏(IFRS財団 評議員)、池田聡氏(金融庁 チーフ・サステナブル・オフィサー)からの基調講演後、A4SのBrad Sparks氏 (Executive Director/USA)、Constant Van Aershot 氏(Director/APAC)が財務およびサステナビリティに関する会計報告における海外の最新の動向を紹介しました。またブレーク・アウトセッションでは、参加者は企業・投資家の小グループに分かれ、具体的事例も参考にしながら、サステナビリティ報告について議論しました。
今年の7月には、同じくA4Sとグラスゴー金融同盟(GFANZ)日本支部との共催にて、CFOと投資家を対象としたラウンドテーブルが東京で開催される予定です。CAJはこのラウンドテーブルの企画にも協力し、ネットゼロへの移行にあたって企業や投資家が価値創造に役立つサステナビリティ報告を進めていくための議論に貢献していきます。