ミネソタ大学学生を迎え、気候変動アクション・株主エンゲージメント・ライフデザインに関するセッションを開催
コーポレート・アクション・ジャパンは、ミネソタ大学カールソンスクール(経営学部)の「Design Your Life in a Global Context」プログラムの一環として来日した学生22名を迎え、セッションを開催しました。本セッションは、同大学卒業生でもある中村 旭(事務局長)および大森 健夫(エンゲージメントリード)が担当しました。
本訪問を通じて学生たちは、日本の企業社会において、気候変動アクション、長期的な企業価値、責任投資がどのように交差しているのかを学ぶ機会を得ました。
株主エンゲージメントと気候移行における投資家の役割
大森は、グローバル株式アナリストおよびESGの専門家としての経験を踏まえ、コーポレート・アクション・ジャパンが取り組む株主エンゲージメントのアプローチを紹介しました。日本の鉄鋼・自動車セクターの事例を用いながら、構造化された対話と機関投資家との協働が、企業の脱炭素化および長期的な価値創造をどのように後押しできるかを説明しました。 コーポレート・アクション・ジャパンの取り組みについて、学生からは「試行や、小さくとも意図を持った行動を積み重ねることで、社会的インパクトを生み出せることを示している」との声が寄せられました。これは、このプログラム「Design Your Life in a Global Context」が重視する「意義ある変化をデザインする」という考え方とも合致しています。
進路探索、価値観、そしてグローバル・ファイナンスのキャリア
エンゲージメントの議論に続き、中村は38年にわたる自身のグローバル金融業界におけるキャリアと、そこから気候アクションおよびNGOセクターへと転じた経験について語りました。価値観に根ざしたリーダーシップ、レジリエンス(困難から立ち上がる力)、人とのつながりが、目的あるキャリアを形成するうえでいかに重要かを強調しました。
学生からは以下のようなコメントが寄せられています。
- 「夢と情熱さえあれば、人は幸せを見出せるということをコーポレート・アクション・ジャパンから学んだ」
- 「キャリアを追求することから、人の価値を大切にする視点へと移行した話は、授業の内容と直接つながりました」
- 「心を大きく動かされました。9.11の体験談と、つながり・貢献・リーダーシップ・専門性の価値、これこそが『生きがい』だと感じました」
次世代グローバルリーダーの育成に向けて
学生からのフィードバックによると、今回のコーポレート・アクション・ジャパンの訪問は、東京滞在中でも特に印象深い経験の一つであり、専門的知見や自己との対話機会の両方をもたらすものだったということです。
コーポレート・アクション・ジャパンは今後も、グローバルな対話を促進し、持続可能で脱炭素化された経済の実現に貢献する次世代リーダーの育成を支援していきます。ミネソタ大学との連携を継続するとともに、今後も多くの学生グループを迎えることを楽しみにしています。